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落日のイタリアの巻 [武漢肺炎]

武漢肺炎は、治る病気である。
それなのに、マスゴミ各社はなぜか通算感染者数のみを取り上げ、そこから死者と回復者を除外した人数、つまり、今現在ホットに罹患している人の数を報道することがない。
そこにいったい、どんな思惑があるのかは大いに気になるところだけども、とりあえず今は考えないでおく。

通算感染者では圧倒的多数の中国だけども、罹患者数に注目すると、現時点で1万5千人を切っている。
その一方で、大量の検査を実施して、無暗に無自覚感染者を穿り出してしまったイタリアの罹患者は、1万人を超えてしまっている。
ざっくり計算では、少なくとも2週間以内にはイタリアは中国の罹患者数を超えてしまいそうだ。
もっとも、中国では二回目の感染者が増加しているというウワサがあるし、イタリアでの感染拡大はさらに加速しそうな勢いでもあるし、先行きが予測しがたいところではある。

イタリアのヤバさが中国以上と思うのは、死亡率の高さだ。
たとえば中国は4%弱、日本は2.5%だが、イタリアは何と7%弱である。
フランス、スペイン、アメリカが2%台を維持しているのと比較すると、イタリアの状況の悲惨さが際立っている。
その上、仲間に助けを求めようとしても、ドイツもフランスもスペインも、自分のことで手いっぱいで、助けてくれそうなヤツが一人もいない。
先の大戦の時は仲間だった日本だけど、さすがに今度は味方になってはくれないだろうなぁ。
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